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ラテンのコーラと言えばインカコーラ!黄金のコーラともいわれる黄色い色をしたペルーの炭酸飲料インカコーラ・INCA KOLAは、最近ではペルー料理屋さんやラテン系イベントでの出店などでも目にすることができ、なんとなく見たことがあったり知ってるっていう人もけっこういると思います。

ボトル瓶のインカコーラ

インカコーラとコカコーラの違い

インカコーラは黄金色!まずは見た目からして色が全然違いますね。

そしてインカコーラはコーラといっても、コカコーラのようなシュワっとした爽快な味とはちょっと違います。炭酸よりも甘ったるさの方が際立っている感じ。かといってコカコーラの炭酸が抜けてしまったあの甘ったるさともちょっと違う。

製品が違うのだから味が違うのも当たり前ですが、海外ではインカコーラはチューインガムの味がするなどといった表現もよくされています。確かにそれを聞いてから飲んでみるとそんな感じもしなくもないです。

私は個人的に日本で飲むコカコーラのシュワシュワ感はちょっとキツくって、一口軽く口に含んだだけで梅干し食べたみたいに顔しわくちゃになります。

でも不思議なことにメキシコのような標高が2000mを超える乾燥した地域でコーラを飲んでいた時は、あのシュワシュワ感が少し滑らかに感じたのです。普段から炭酸飲料をあまり飲まない私でも、けっこうゴクゴクと飲めてしまうほどでした。

そういった気候のことを合わせて考えてみると、海岸線にあるリマに総人口の約半分以上が居住していると言われているペルーでは、もしかしたらコカコーラのシュワッとした爽快感よりも、わかりやすい味の炭酸飲料の方が飲みやすくて愛されるのかもしれませんね(あくまで個人の見解)。

缶のインカコーラはアメリカ産

Photo by skeeze http://o-dan.net/ja

インカコーラにはペットボトル3種類があります。日本で一番消費されているインカコーラは缶がいちばん多く、次にペットボトルだと思います。

缶のものは実はアメリカで生産されているもので、ペルーにはこの缶のインカコーラはないそうです。もともとリサイクルシステムもあまり発展していないのもあるらしく、アルミ缶自体もあまり存在しないのだとか。なのでペルー本国ではペットボトルか瓶のインカコーラのみが消費されているそうなんですね。

日本で飲むインカコーラは全て輸入ものです。アメリカよりもはるかに遠いペルーから届くペットボトルのインカコーラは、海を渡って日本へたどり着く間に炭酸が気持ち抜けてしまったりするみたいなんですね。だからペルーよりも日本に近いアメリカから届く缶に密閉されたものの方が炭酸が強くてシュワッとしているといわれています。

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コーラの都市伝説じゃないけど、やっぱり瓶の方が美味しい?

Photo by Jens Mahnke from Pexels

果たして瓶と缶でインカコーラそのものの味に違いがあるのかって話になると、コカコーラの「缶よりも瓶の方がおいしいのか」って、あの都市伝説みたいな話になってきちゃいます。

おそらく日本に輸入される瓶のものもペットボトルと同様、日本に届くころには出荷時と同じ炭酸の量が保たれているとは思えません。残念ながら日本では現在、瓶のインカコーラは手に入りにくい状態になってるみたいなので、なかなか試すことができません…。※まれに瓶入りのインカコーラがあるペルー料理店があります!

ちなみにコカコーラの都市伝説を解明したというブロガーさんの話によると、コーラの味に違いはないんだそうです。なので容器に口をつけた時の口当たりとか、アルミ缶だとアルミっぽい味がするとか、そいういった物理的な理由によって味の違いを感じるのではというのが答えでした。コップに入れてから飲むと確かに瓶も缶も同じ味なんだそう。

想像するにインカコーラも同じなんだと思います。きっとペルーの気候に馴染んだ炭酸の口当たり、そして現地の料理と合わせて飲む本場のインカコーラがやはり一番美味しいのだと思います。日本にあるインカコーラには輸入のプロセスがありますからね、やっぱり本場とは少し違う味に感じるのかもしれません。

私自身は炭酸飲料よりもペットボトルの水やジュース派なので、現地ペルーでもあまり自らインカコーラを飲むことはなかったんですが、次回のペルーではぜひ本場のインカコーラを味わって楽しんでみようと思ってます。

旅行でペルーへ行かれるかたも、もしインカコーラを飲む機会があれば味を試してみるのも1つの旅の楽しみになるかもしれませんね。

↓インカコーラはネットや南米食材店でも販売されています↓

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