スポンサーリンク

ペルーではポヨアラブラサ(ペルー風ローストチキン)は最も国民によって食べられている料理とも言われているだけあり、街中の至る所で食べることができます。基本的にどこで食べても美味しいので紹介するお店も迷ってしまうのですが、ここでは「発祥と言われる名店」と「リマっ子にも大人気」なお店をご紹介しようと思います。

ポヨアラブラサ発祥の地 Granja Azul

ペルー・リマの郊外(Ateという場所)にGranja Azul(グランハ・アスル)というレストランがあります。もともと養鶏場だったこの場所は、ポヨアラブラサ発祥の地として知られており、現在では創業から72年にもなる名店となっています。

ここは車がないと行けないような所なのですが、リマから車で向かうと「本当にこんなところにあるの?」と思ってしまうほど、ちょっと怖そうなところを通っていきます。

ちょっとドキドキしながらこのような道をずっと走って行くと突如、静かでのんびりとした農園風のようなところが現れます。

ここがGranja Azulの入口です。

私が行った時は日曜日で、ポヨアラブラサに関しては食べ放題しかありませんでした(現在は不明)。ただ、メニューにはポヨアラブラサ以外のペルー料理などもあるので、それは別途注文可能。日曜日以外だったら、ポヨアラブラサをプレートで頼んだりもできるような感じでした。

食べる場所はテラスのような半屋外になっていて開放的です。天気のいい日曜日だったので、美味しい料理と共にのんびりした休日を過ごすことができました♪

食べ放題にはチキン以外にもポテトとサラダ、パンなども付いてきます(飲み物は別)。ニワトリの玉子風なパンが可愛いですね。キルティングのニワトリのカバーは土産ショップでも売られていました。

ここがポヨアラブラサ発祥のお店であることは先ほども述べましたが、ローストチキンの味付けは、実は現在のペルー風ポヨアラブラサとは違って塩のみ。ちょっと拍子抜けはしましたが、これが発祥当時の味なのだそうです。
この地でこのチキンを提供し始めたのはスイス人だったそうで、付け合わせがポテトとサラダのスタイルになったのもここが始まりなのだそう(ライスは好きじゃなかったみたいです)。
チキンの味はシンプルなので、物足りなさを感じたらアヒアマリージョなどのソースをつけて食べるとペルー風へと早変わりしますよ♪皮もぱりぱりしていて美味しかったです。
私が訪れたのは2019年末だったのですが、その後すぐに世の中がパンデミックになってしまいました。しかし、その最中にGranja Azulはリマの中心街サンイシドロに新店舗をオープンしていたようです!
わざわざ郊外まで行かなくてもGranja Azulの味を楽しむことができるのは嬉しいですね。でももし、発祥の地を訪れてそこでチキンを食べつつロマンに浸りたい!という場合には、やはりこちらのサンタクララ(Santa Clara)が断然お勧めです。

Granja Azul Santa Claraへのアクセス

住所:Carr. Central Km. 11.5, Ate 15487 Perú

営業時間:火〜木曜:12:00〜17:00、金〜日曜:12:00〜18:00、月曜日定休

HP:https://www.granjaazul.com.pe

ミラフローレスのど真ん中にある人気店KIRIKO

行きやすくて美味しい!という理由で私自身、リピートしているお店「KIRIKO(キリコ)」をご紹介しようと思います。

KIRIKO外観

スポンサーリンク

KIRIKOという店名の由来は・・・?

このお店の名前、なんか日本女性の名前みたいで面白いですよね。読み方もそのまんま「キリコ」と読みます。発音は「リ」にアクセントをつけて強めに発音(巻き舌風にいうとなおいい感じ)。「キリーコ」みたいな感じです。

もともとはスペイン語で「美味しい!」っていう意味の「Que rico!(ケリコ!)」だったのだとか。それがあまりに料理が美味しくてみんな「ケリーコ」「ケリーコ!」って言ってるうちにだんだんと訛り始めて「キリーコ!」になった…というようないわれがあるそうで(笑)

はたして本当かどうかはわかりませんが、このお店を教えてくれた現地の人がそう言っていました!

値段よし、味よし!コスパ良し!

私はペルー料理の中でもポヨアラブラサが大好物で、けっこういろんなところに食べに行ってるんですが、ここは値段や量、味付け、焼き具合ともにこの4つのバランスがとても良いと思います。つまりコスパの良いお店ということですね!

KIRIKOメニュー1

ポヨアラブラサのメニューはペルーではたいてい1/4か半分、または一羽丸ごとの3種類のサイズがあって、ポテトとサラダが付け合わせになっています。

1/4 pollo a la brasa

私が頼んだのはこちらの1/4サイズ。お値段は17.90ソル(600円ぐらい)。見ただけでよだれ出そうです・・・。

半分サイズでも食べきれそうですが、別にスープも頼みたかったのでポヨは控えめに。といってもポテトがモリモリなのでこれでもけっこうお腹いっぱいになります。

ちなみにこのポテト、というかペルーで食べるジャガイモは全体的に、芋そのものに味がついていておいしいです。外はカリッ、中はフワッ!食べだしたらとまらなくなる美味しさ!

しかしながらどこのお店でもペルー産のジャガイモを使っているわけでないようで、ここで食べたものももしかしたら輸入品、もしくは冷凍品だったのかもしれません・・・^^; でも美味しいのには間違いありません!ちなみに先に紹介した「Granja Azul」ではペルー産のジャガイモが使われているそうです。

pollo a la brasa

お店やシェフによって味付けも様々、人の味の好みもこれまたいろいろとあるわけですが、私にとっては今まで食べたポヨアラブラサの中ではKIRIKOが一番おいしかったかなと思ってます。

なんといっても味がしみ込んでいてとってもジューシー!

ペルーではアヒアマリージョという唐辛子ソースを付けるのがポピュラーな食べ方なんですが、私は普通のマヨネーズをつけて食べるのが好きです。

アヒアマリージョはもともとマイルドな感じには作られてるんだけど、辛さに慣れない人にはやっぱり辛い…。でもせっかくのペルー料理なんだからどうしてもアヒつけたいっていう時は、マヨネーズと混ぜればもっとマイルドになって食べやすいですよ。

チキン以外にもいろんなメニューあり

KIRIKOには実はポヨ以外にもたくさんメニューがあります。

ペルー料理ではメヌー(Menú)といって、前菜とメイン料理、飲み物がセットになったお得な定食のようなものがあるんですが、ここKIRIKOにもメヌーがあります。

KIRIKO定食メニュー

ポップな感じでメヌーの内容が書かれています。お店によって日替わりだったり週替わりだったり。

menu del dia - bistec

こちらが頼んでみた定食の料理。

牛肉グリルのシャンピニオンソース掛け。お値段20.90ソル(700円ぐらい)。初めてこのお店に来た時、チキンの美味しいお店だというのに牛肉を頼んでしまったという…。それほど誘惑の多いメニューでもあるのです。これはこれでもちろん美味しかったです。

Crema de espárrago

こちらはアスパラのクリームスープ。お値段14ソル(470円ぐらい)。

どんぶり…笑。これだけでもけっこうお腹ふくれます。

KIRIKOメニュー2

カルドデガジーナっていうチキンのスープもあります。隣の席に座ってた婦人がこれを食べてたけど、しょぱいと言って店員にクレームしてました笑。

ミラフローレスのど真ん中にあってアクセス良し!

KIRIKO店内

KIRIKOは、観光客の集まるミラフローレスの中心地にあり、最もよく人が集まるケネディ公園に面したところにあります。

ケネディ公園は海沿いにあるショッピングモール、ラルコマルと並んで観光客のたくさん訪れるミラフローレスの主要スポットです。

店内も広くて開放的!グルグルとフル回転でチキンを焼いているので、思わず引き寄せられるようにお店に入ってしまいます・・・

Pollería KIRIKO(ポジェリア・キリコ)へのアクセス

住所:Calle Lima 491- Miraflores, Frente al Ripley de schell, Lima 15074

営業時間: 12:30~22:00

いかがでしたか?ペルーへ行ってポヨアラブラサを食べてみたい!と思ったらぜひここで紹介した2店も思い出してみてください!

スポンサーリンク
おすすめの記事