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暮らすように海外で滞在するのが好きな私は、現地で美容室へもよく行きます。美容室こそ日本との違いを大きく感じられて海外に来た感じ満載な場所(ツッコミどころも多い)!そんな美容室での体験エピソードをいろいろと書いてみました。ちょっと長めの記事ですので、気長にお楽しみください。

Photo by Arturs Budkevics on Pixabay

だいぶ短くない?!メキシコの美容室でヒヤヒヤのカット体験

ばさッ!ジョキっ!

あーーーっ。だからメキシコでカットするの怖かったんだよぉ~!ゴーカイに切ってる方は気持ちよさそうなんだけど、切られてるこっちはもうヒヤヒヤなんだよぉー!

なんでこんなにビビってるのかというと、メキシコでカットしたことのある日本人女性が、仕上がりがキノコみたいな頭になって泣いちゃったって子がいるって話を聞いたことがあったんですよね。だからメキシコではなるべくカットしないようにしてたんですけど、さすがに長いこと放置してるわけにもいかなくなってきて…。(メキシコで生活していた頃のお話)

私もついにメキシコでカットすることを決心!いや、むしろ怖いもの見たさ。

10センチだけ切ってね。と本当に切りたい長さ(15センチ)よりちょっと少なめに言ってみたけど。やっぱりですね、切りそろえてるうちにだんだんと短くなってってるような気がしてならないんです。くすん。

いちおうカット150ペソ(1,000円弱ぐらい…)っていう、これでもちょっと高めの美容室を選んだにもかかわらず、こんなに怖い思いをするなんて。職場のメキシコ人同僚が教えてくれたカット30ペソの美容室なんて一体どんなスリルが味わえるんだろうか。考えただけで恐ろしい…。

いちおうカットには段を入れてくれたんだけど、なんか段ごとに揃ってる気がする…。まぁ気にしない気にしない。

そしてカットの次はパーマ。

ヒヤヒヤだったカットとは全然変わって、実は海外のパーマって私にとっては最高!なんですよね。

メキシコでは髪をくりくりにカールすることを

Cabello Chino(カベージョ・チーノ)といいます。

Cabello chino. muy chino.(カベージョ・チーノ、ムイ・チーノ)とカタコトスペイン語えいえば、一発で私のなりたい理想の髪型になれました。日本だとスパイラルパーマというのが一番近いのかもしれませんが、日本でこれやると。。。ドリフのコントなみに頭爆発です。でもメキシコだと髪をまくロットがそんなに細くないからいい感じに根元からくりくりのパーマがかかってくれるんです!

シャキーラのようにかっこよく!

しかもこっちはパーマ液も強いので、いい感じで長くもってくれます。

ここではカットした後にパーマをかけてもらったので、カットの気になったところはパーマでごまかせていたと思います。もしカットだけだったら残念な気持ちになってたかも。

それにしてもメキシコの美容室って観察してると楽しい

従業員みんな自由すぎ。他の美容師さんがですね、くるみのパンを食べながら(私にもくるみパンおすそ分けしてくれた)、私の頭にロットを撒いてるおねえさんに話しかけまくってたり、私のパーマをみんなで集まって興味しんしんで観察してたり、シャンプー台で寝てたり。

・・・ヒマなの?

よく見ると従業員、客より多いし。まぁおかげでこっちはパーマかけてる長い間、観察が楽しくて退屈せずにすみましたが^^;

というわけで1年近く延ばしてた(放置してた?)髪をバッサリと切り(切られた?)、なんとか無事にイメチェンを果たせたのでありました。

メキシコシティ・韓国人経営の美容室はちょっと違う

ちなみにメキシコシティのソナロサという繁華街には韓国人の経営する美容室がいくつかあります。

カットはやってもらったことないけど、パーマや脱色などは髪へのダメージなどもきちんと説明してくれたり、あれこれやりたいという私の要望に「髪をもっと大切にしてあげて」ってストップがかかるほどでした。さすが美容大国・韓国。

接客も日本並みに丁寧だし、メキシコ人美容室に行くのが抵抗ある人にはオススメかもしれません。私もメキシコ地方生活していた時は韓国人美容室へ行くためにわざわざメキシコシティまで行ってました。

ペルーの美容室ではみんなが褒めてくれた

Photo by hannah grace on Unsplash

ペルーでの美容室体験は、パーマでもカットでもなくて黒髪に赤いメッシュを入れてもらいました!

海外の美容室はもう何度となく行っているのでだいぶ慣れてきたというか。なので日本の美容室ではありえないようなツッコミどころのチェックとかついやってしまうほどの余裕まで出てきました。

向こうって椅子に座ると、椅子が上下に動いたりするんじゃなくて、自分が姿勢変えて頭低くしたりしなくちゃいけないんですよね。ぐいって首曲げられたりするから基本的にゆっくり雑誌とか読んでられない。

そして頭を洗い流す時間になると、シャンプー台にきなさいと呼ばれます(なぜか命令口調に聞こえる)。自ら席を立ってよろよろとシャンプー台へ。日本だと顔にガーゼのようなものを被せて、頭洗ってくれてる人と目が合わないように気使ってくれたりするけども、こっちじゃ当然そんなものはない。もちろん顔や耳にバシャバシャとシャンプーや水もかかる。

「お湯加減はどうですか?かゆいところなどありませんか?」などという日本の言葉が神のセリフのようにすら思えてくる。

こんな感じのシャンプー体験はメキシコやスペインでも普通にあったなという感じなので、やはり日本の美容室での接客というのは本当に神レベルに感じます。

そんなこんなあっても、頭をドライヤーで乾かして仕上げてもらうと満足な出来なもんだから海外の美容室はやめられないのです。その証拠に?!というかペルーでは、仕上がってレジに向かう途中、周りのみんなから「Que lindooo(ケ・リンドォ〜)素敵!」ってみんなが声かけてくれました。なんかすごく気分がいい。こんな風に言われてしまうとついつい美容師さんへのチップも弾んじゃいます。やっぱりこういうのって日本では体験できないことですよね。

ちなみにメキシコでもペルーでも、お会計の他にちょっと高めのチップをいつも渡してます。メキシコで美容室へ行くって話をしたら、チップあげたほうがいいよって誰かに教えてもらいました。日本じゃそういう習慣がないから、そういうこと聞かなければ危うく知らずにチップを渡さないイタ〜イ人になってしまうところでした。

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メキシコ・ペルーの美容室あるある12・まとめ

海外での美容室体験、日本ではありえないようなことが色々あって本当にツッコミどころ満載。そんな内容を箇条書きにまとめてみました。

1・カットを頼むと思った以上に短くされてしまう(美容師さん、納得いくまで切ってたら髪なくなっちゃうよっ!)

2・椅子で高さ調整するんじゃなく、自分が低くなる(まるでコント)

3・従業員が普通に何か食べながら、ペチャクチャおしゃべりしながら仕事している。そして食べ物をおすそ分けまでしてくれる。時々それがチリパウダーのかかったフルーツみたいなめっちゃメキシカンな食べ物だったりもする(まさかおすそ分けまでしてくれると思わなかったよ)

4・従業員同士で客の頭を興味しんしんで見ながらあれこれ観察(君たちインターンか何か?)

5・仕事してない従業員がシャンプー台で寝ている(寝心地よさそうなのわかるけどさ…)

6・シャンプー台まで来なさい。となぜか命令口調に聞こえる(もうちょっと優しくしてー)

7・頭を洗い流す時、顔にガーゼのようなものを被せてくれない。なのでシャンプーや水がバッシャバシャかかる。自分の手で拭うしかない。(いっそ顔まで洗っちゃって)

8・よく見ると客より従業員の方が多くてなんだかみんな自由気ままに過ごしている(ここIT企業か何かのオフィス?)

9・仕上がると周りのみんなから「Que lindooo(ケ・リンドォ〜)素敵!」ってみんなが声をかけてくれる(ちょっとしたモデル気分にさせてくれてありがとう)

10・代金の支払いとは別にチップを弾みましょう(イタ〜イ人にならなくてよかった)

11・パーマ液は強めなので長持ち(これずっと放置できて最高!)

12・海外の美容室でパーマや脱色をやってもらうと、帰国して日本の美容室へ行った時に怒られそうで少しドキドキする(何も悪いことしてないんだけどなァ…)

最後にスペイン語Tipsをひとつ紹介。スペイン語圏で美容室を予約するのは、Reservar(予約する)という動詞を使うよりTener cita(待ち合わせる)という表現の方が通じやすいのかなという感じがしました。

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