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☆当記事は2020年に沖縄をひとり旅した時の備忘録で、noteにて公開していた記事を移行してきたものです。旅行記としてお楽しみください!

タコライスを食べに沖縄へゆく

今週は月曜日に仕事を休んで4連休。3泊4日沖縄の旅に出ていました。なぜ沖縄へ行ったのかというと、本場のタコライスが食べたかったからです。「これがやりたい!」っていう気持ち一つで旅に出てしまう傾向が自分にはよくあります。今回はGo toトラベルキャンペーンなどもあり、沖縄行きを決めたのもあっという間でした。

そもそもなぜ本場のタコライスが食べたくなったのか。

もともとは都内のとあるメキシコ料理店で裏メニューとして出していたタコライスを食べたのがきっかけ。それがとっても美味しかったので、他のお店でも食べ歩いてみたくなり、そのうちに本場でも食べてみたい!と思うようになったのです。

タコライスの居場所について思う

ところで、タコライスほど複雑なアイデンティティを持つ料理ってそうないと思うんです。沖縄が発祥であり、現地ではどこに行ってもタコライスをよく見かけます。なので正確には沖縄料理の一種なのだと思います。でも料理そのものはメキシコ料理のタコスとご飯(ライス)が合体したもので、メキシカンテイストが混じっている。

ここまでは一般的なイメージだと思うんですね。

でもさらにいうと、そのタコライスのタコスってのはメキシコ本場のタコスではなくて、アメリカで発祥した皮がパリパリのいわゆるアメリカンタコスというやつなんです。

メキシコのタコスとアメリカンタコスは全く別物です。アメリカンタコス自体がメキシコルーツのアメリカ料理。となるとタコライス=メキシカンテイストは間違いではないけども、実際タコライスからメキシコにたどり着くまではアメリカがワンクッションになっているわけですね。

メキシコ料理店だと「タコライスは沖縄料理なんだからメキシカンでは邪道」みたいな扱いされたり、実際沖縄で古風な沖縄料理店に入っても、メニューの中にタコライスがあったのを見てびっくり。えッ、こんなとこにもあるの?泡盛飲んで宮廷料理みたいなの食べながらタコライス・・・?みたいな。そう考えるとタコライスって居場所がなくて可哀想(でもどこにでもいるタコライス)。やっぱりタコライスっていうのはアメリカンタコスのお店にあるのが一番似合ってると個人的には思います。

何をごちゃごちゃいっているのか自分でもよくわからなくなってきてしまったので・・・。

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キングタコスのタコスにどハマり

とりあえず沖縄でタコライスが誕生したと言われるキングタコスさんへ、那覇から原チャリ飛ばして行ってきました。

通称「キンタコ」と言われるキングタコスは、沖縄本島の中北部辺りにある金武町というところに発祥の本店があるらしいのですが、さすがに原チャではそこまで行けないので、那覇近郊の宜野湾市にある支店の方へ。もともとは基地に勤める軍人さん向けのお店だったようで、店構えもアメリカンな感じがします。

★金武町の本店へは2021年に訪れました!

カッコいいですね。看板はいちおうメキシカンカラーになっているようです。

発祥のお店というのは発祥というだけのところもあり、実際食べてみると「あぁ、こんなものか」って感想で終わるところもあるんですけど、キングタコスさんは「いや、マジで美味しい」でした。

ずっしりと重みのあるタコライスはとにかくボリューム満点。多分女性だと1人では食べきれない量かも。サルサはピリッと辛めで、タコミートにもしっかりと塩味がついているのでご飯がどんどん進みます。タコライスはチーズとレタスのトッピング付きで700円。タコスは2ピースで400円。

一緒に頼んだ皮パリパリのアメリカンタコスもこれまためっちゃ美味しい・・・。

ああ、感動・・・。

私はこれまでに皮の柔らかいメキシコのタコスしか食べてこなかったのもあり、アメリカンタコスなんてタコスじゃない!と、敬遠してた部分もあったと思います。でももうそんなのは覆されました。アメリカンタコスはこれはこれで最高に美味しいのです。

沖縄へ行ったらいろんなところでタコライス食べて、食べ比べしようって思ってたけど、キンタコさんがあまりに美味しかったのでもう満足しちゃいました。リピートしたいぐらいでしたが、なかなか簡単には行けない場所(原チャだいぶ飛ばして那覇から30分ぐらいはかかりました)にあるのが観光客にとってネックなところです。

もしレンタカーなどがあれば立ち寄ってみるもお勧めです!

※トップの写真は、横須賀のグルメ系バーガーのお店で食べたタコライスで、沖縄の旅とは関係ありません。

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