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過去の写真を見ているとまた旅に出てしまいたくなります。眺めていると好きなことのために突っ走っていた自分が懐かしく感じます。思い出深い写真だなって思うようなものを整理しながら、エピソードと共に紹介していきたいと思います。

旅行時期:2008年5月

この時の旅行は私がメキシコへ住み始めて半年ぐらい経った頃でした。キューバはずっと行ってみたかった憧れの国。同じようにメキシコで語学留学していた日本人女子の中にも「キューバ行ってみたい!」という人も多くいたので、そんな女子が4人集まってついにカリブ海のキューバへ!

メキシコシティからだと4時間ぐらいのフライト。カンクンからだと「東京→沖縄」みたいな感覚で、もっとあっという間に着いてしまいますよ。

ハバナの到着地、ホセマルティ空港です。キューバの飛行機はロシア軍用機のお下がりだとかそんな話を聞いたこともあったので、何だか怖くて落ち着かないフライトでした。

街中に路駐しているクラシックカー。こんな車がたくさん走ってたら衝撃受けるのかなって思ってたけども、ハバナの旧市街は建物をじめとした周りの風景が全体的に古い感じなので、あまり違和感なくて、むしろこの光景の中にいる自分の存在の方が違和感・・・^^; まさにタイムスリップ。

ハバナの旧国会議事堂、カピトリオ。ホワイトハウスみたいですね。観光客でも中に入れます。私が旅行した当時、ハバナ唯一のインターネットカフェがこのカピトリオの中にありました。今ってキューバのネット事情どうなってるのかな。

ハバナの旧市街を散歩。ブルーの扉と花のような模様のアイアンワークがおしゃれです。

なにげなく写した路地でも雰囲気たっぷり。

ハバナ旧市街にある大聖堂(カテドラル)。昔、作家の村上龍さんがキューバを舞台にした映画を制作していて、その映画の中でこのカテドラルが出ていました。キューバなんてはるか彼方の遠い国だと思っていたのに、こんな遠いところまで来てしまったんだなと我ながら自分の行動力に驚いていた気がします。

これが本当に現代なの?と思ってしまうぐらい、何もかもが古い。どんな景色でも様になるのがハバナの面白いところですね。

宿泊したホテルの窓から望むハバナの旧市街

ヘミングウェイがよく通い、いつもダイキリを飲んでいたというバーがこの赤い建物のFLORIDITA(フロリディータ)。店内にはヘミングウェイの指定席だったところも保存されています。

フロリディータの店内の様子。観光客でいっぱいでした。ほとんどの人がダイキリを飲むんだと思います。もちろん私もストロベリーダイキリをいただきました。

女子4人、断然一致で行ってみたかった革命広場。チェ・ゲバラが建物にライトアップされています。有名な場所とはいえ、人もあまり出歩いていないせいか少し不気味な感じもしました。チェ・ゲバラは街の至る所に壁画などでも描かれていて、常に国民と共なのだと思いました。

ハバナの向こう岸にあるモロ要塞からは街を一望することができました。ハバナの旧市街とこのモロ要塞を含む4つの要塞群が世界遺産となっているそうです。

キューバ料理のコングリ(Con Gris)。豆が入っていてお赤飯のようでした。キューバで食べたものの中ではキューバ通貨で買える道端のピザが一番美味しかったです。

ハバナから日帰りで行くこともできるバラデロ。広くて海が美しい!賑やかなリゾート地という感じでもなく、静かでのんびりとしていました。

この旅で一番衝撃を受けたのは、キューバについてすぐに旧市街を散歩していた時に、サルサバンドの練習に遭遇したことです。どこかの建物からサルサを演奏するのが聞こえてきて、引き寄せられるように行ってみると、狭い空間でサルサバンドが演奏の練習をしているところでした。すごい熱気の中、しばし茫然と眺めさせてもらったんですが、初めてのキューバで初めてのサルサの生演奏。

サルサが好きで好きでたまらなかった私にとってはもう胸が熱くなるようで衝撃的で、キューバってやっぱりすごいとこだって感じてました。圧倒されていたので写真撮るのも忘れてました・・・。しかし「好きでたまらない」っていうものがあるのってやっぱり若い証拠なんですかね。40代になってからはそんなものがなかなか見つかりません。

キューバでは衝撃が多すぎてお腹いっぱいになって、帰るころには「キューバはもう来ないかな」って思ってたんです。ところがどっこい!気がついたら翌年にまた1人で行ってしまったのです!

続きはキューバ第2弾でご紹介しようと思います。

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