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日本の飲食店にはレストランや居酒屋、小料理屋などあって、そして専門店だと寿司屋、蕎麦屋、ラーメン屋などがあるように、ペルーにも同様、飲食店の形態と呼び名があります。それらを知ってるだけでも旅先でグルメを楽しめるきっかけとなるかもしれない思うので、ここでご紹介したいと思います!

CEVICHERÍA(セビチェリア

ネーミングからも想像がつくように、セビチェリアとはセビチェを売りにしているレストランのことです。きちんとした店構えのレストランもあれば、市場の中などにある簡易的な屋台のようなところまで様々です。

ひと昔前まで日本人観光客の間で有名だったプント・アスル(Punto Azul)もセビチェリアです。近年では、ペルー人シェフのガストンアクリオがシーフードレストランとして世界へチェーン展開している「ラ・マール(La Mar)」が高級セビチェリアとして観光客に人気となっているようです。

また、Netflixの番組「ストリートフード」でも紹介された「アル・トケペス(Al Toque Pez)」などもセビチェをはじめとした魚介料理を出す食堂のようなお店ですが、セビチェリアの一種と言えるでしょう。

日本ではセビチェリアと称しているお店はまだ出会ったことないのですが、東京の祐天寺にある「エル・セビチェロ(El Cevhichero)」は美味しいセビチェが食べれるお店として知られています。

祐天寺・エルセビチェロ(EL CEBICHERO)ペルー料理を深く味わいたいグルメな人におすすめ

○○RÍA(〜リア)は「○○屋さん」

日本語でいう「○○屋」というのは、スペイン語では語尾に「-ía(イア)」を合体させていることが多いです。飲食店以外でもそう呼びますが、ここでは旅行者に関係ありそうなお店を簡単にご紹介しておきます!

  • カフェテリア(Cafetería)…喫茶店
  • パナデリア(Panadería)…パン屋さん
  • ポジェリア(Pollería)…ペルー風ロストチキンのお店
  • サングチェリア(Sanguchería)…ペルー風サンドイッチ(サングチェ)のお店
  • パステレリア(pastelería)…ケーキ屋さん
  • セルべセリア(Cervecería)…ビールを飲めるお店
  • ラバンデリア(Lavandería)…洗濯屋さん

他にもお肉屋さんや魚屋さん etc...書き出したらキリがないですが、「○○リア」と書かれているのを見つけたら「○○屋さん」だと思ってみればいいと思います!

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CHIFA(チファ

ペルーで町を歩いていると、中国風の門構えにCHIFA(チファ)と書かれているお店をよく見かけます。見た感じ中華料理店とわかるのですが、でもCHIFAって知らない言葉が書かれていると「普通の中華とは何か違うのかな?」って思ったりしますよね。

ペルーには中華料理店が多く、お店そのものをチファと呼びます。また、お店で提供されている中華料理のこともチファといいます。

ペルーの中華料理とは、中国から伝わった料理がそのまま提供されているわけではなく、もともとあったペルー料理と融合して独自に変化した「ペルー風中華料理」のことです。なのでペルー料理の一種とも言えるわけですね。もちろんチファにはもともとの中華料理も含まれています。

チファは街中の至る所にありますが、リマの中華街に行くとさらに本格的なチファに出会うことができます。

もちろん日本のペルー料理店にもチファのメニューがあるところも。チファにはどんな料理があるのかなど、以下の記事でももっと詳しくご紹介しています。

これがペルーの中華だ!リマの中華街から誕生したチファ(CHIFA)とは

TABERNA(タベルナ

タベルナとは呑み屋とレストランが融合したお店のことで、割合的には呑み屋の雰囲気7割ぐらいといったところでしょうか。しっかりと食事もできるのでレストランぽくもあるのですが、やはり居酒屋ぽい感じもします。

普通のレストランと見かけも変わらないし、コーヒーやサンドイッチなどのカフェメニューもあるので、お酒飲む人だけが行くような場所なわけでもありません。ただ、やはりファミリーレストランなどに比べると大人の行く場所ではあると思います。

私が訪れたことのあるタベルナもピスコサワーの美味しいとても素敵なところでした。

ぺるゴチ!はまだ訪れたことがないのですが、リマのバランコ地区にあるイソリナ(isolina)は、インスタなどでも多数紹介されている、グルメな人たちに人気のお店(タベルナ)だそうです。

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Huarique(ゥワリケ

Al Toque Pez(facebookページより)

 

ゥワリケ(またはワリケ・Warique)とはもともとケチュア語で、「隠れた、知られていない」という単語と「煮込み料理」という言葉が合わさった単語なんだそうです。

後にグルメに精通した人たちが「他では味わえないような美味しい料理を出す評判の店」のことをワリケと呼ぶようになったそうですが、「そこそこ知られている名店」であったり「コスパが良い」お店であることもワリケと呼ばれるには必要な条件となっているようです。

こういった意味合いから、ワリケとは人それぞれの価値によって選ばれるお店であると言えるでしょう。ペルーで世間的にワリケと呼ばれている評判のお店としては、先ほどゼビチェリアのところでも少し紹介した「アル・トケペス(Al Toque Pez)」がその一つでもあるそうです。

あなたにとってのワリケを探してみるのも、ペルーでの楽しみの一つになるかもしれませんね!

 

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