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新宿区・大久保駅近くにあるペルー南米酒場ワンチャコ。こじんまりとした店内で、雰囲気も料理の味も家庭的。数々の素朴な料理は何を食べても口に合い、メニューも豊富なので何度でもリピートしたくなるような素敵なお店です。中でもロモサルタードのソースが美味しくて絶品!

ロモサルタード1(ワンチャコ)

ここでしか味わえないロモサルタードのソース

このお店はメニューが豊富で、チェレンジしてみたい料理も本当はたくさんあるんです。そして散々悩んだ挙句にいつも最終的に選んでしまうのがロモサルタード。いつまでたっても他の料理にたどり着けない・・・。というのも、こちらのロモサルタードがあまりに絶品なので、いつもメニューを見ながら他の料理を試したいという気持ちと戦う羽目になってしまうのです。

どんな絶品ロモサルタードなのかというと。

ロモサルタード2(ワンチャコ)

もうすでに冒頭でも写真は出してますが、さらにアップしてみました!

まず、料理が出てくるとあまりに香ばしく、臭いだけでご飯が進んでしまいそうです。彩りも良くボリューミーで、インパクトもあるので思わず「うわぁー」と驚きの声が出てしまいます。

ロモサルタードとは牛肉と玉ねぎ、トマト、プライドポテトを炒めた料理で、味付けに醤油とビネガー使っているのがこの料理の特徴。そもそもこの料理は昔々ペルーへやって来た中国からの移民が、もともと現地にあった牛肉炒めを変化させてできた料理。どうりで日本人の口にも合うわけですね。

ロモサルタードをもっと詳しく知りたい方はこちらもどうぞ

そこで注目してほしいのが、お皿に横わたっているソース!何をかくそう(何も隠していませんが)絶品と言いたいのはこのソースなんです!醤油とバルサミコがうまく混じり合わさっていて、ペルー料理でもよく使われているクミンの香りも合わさったエスニックな風味。残ってしまったソースをきれいに平らげるために白いご飯をわざわざ追加で注文するお客さんもたくさんいるようです。

ロモサルタード3(ワンチャコ)

ちなみに通常はシェアして食べる人たちのことを考えて、このように料理と白いご飯が別々に盛られてくるそうです。でも、私はこのソースがしっかりとご飯に染み込んだ状態で食べるのが好きなので、注文する時に料理とご飯を一緒に盛ってもらうように頼みました。豪快で陽気な感じのシェフにも「それ正解!」って言われました・・・!

ここのロモサルタードは本当にオススメです!

ロモサルタード・・・1,500円(税別)

ペルーの賄い風ごはん、タクタクって何?

ロモサルタードと同じ味付けで、付け合せが白いご飯ではなく、タクタクというご飯の料理があります。

タクタクコンロモ(ワンチャコ)

それがこちらのタクタク コン ロモサルタード(Tacu tacu con Lomo saltado)1,800円(税別)。

このかわいい名前のタクタクという料理は、煮込んだ豆をご飯に混ぜて外側に焼き目をつけている、見た目が焼きおにぎりのようなご飯(※味は焼きおにぎりとは全然違います)。

タクタクとはケチュア語のTacuyという言葉からきていて、混ぜ合わせるとかそういった意味なんだそうです。

ペルーの家庭料理では豆を煮込むことが多く、余ってしまった煮豆を何か別の料理として使えないかと考案されたものがこのタクタク。ペルー料理は手間をかけて作っているものがとても多く、こちらもまさにそのひとつといえる最高の料理です。

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魚介系やチキン料理、もちろんセビチェもあるよ

アロスコンマリスコス(ワンチャコ)

ペルー風の魚介パエリア(アロス・コン・マリスコス)1,600円(税別)。魚介の出汁がしっかりとご飯にしみ込んでいます。この料理もやはりペルー唐辛子の味がピリッと辛く、サフランを使っているスペインのパエリアとはまた違った新しい味のエスニック風パエリアでした。

ポヨアラブラサ(ワンチャコ)

ペルー風ローストチキンのポヨ・アラ・ブラサ。焼く前にハーブなどに漬け込んで味付けしているのがペルー風。チキンに味は十分についていますが、ペルー唐辛子のソースをつけて食べるとさらに味にインパクトがでて、食べ出したら止まらなくなってしまいます!

セビチェ(ワンチャコ)

もちろんペルーの名物料理セビチェもあります。

白身魚のみ、またはエビやタコなども混ざった魚介類のセビチェと2種類。1,800円、ハーフサイズは1,000円(ともに税別)

白身魚は大きくてぷりぷりしています!酸っぱいマリネのような味付けで、唐辛子の辛さもピリッときいています。横に添えられているチョクロというペルーのジャイアントコーンは弾力のある食感で、なかなか日本では味わえないものです。

パパアラワンカイナ(ワンチャコ)

パパ・アラ・ワンカイナもペルー料理の定番。800円、ハーフサイズ500円(ともに税別)。

湯でたジャガイモにかかっているこのクリーミーなソースはチーズや卵、牛乳などが混ざっているもので、唐辛子の味もして少しインパクトあります。やみつきになる人多い料理です。

いち押しのドリンク&デザートメニュー

チチャモラーダという紫とうもろこしのジュースは、お店によってはボトルの市販のものであったりするのですが、ここでは手作りのものが出されています。私がこれまでにペルー料理を食べ歩いてきた経験では、家庭的な料理をだすお店にはだいたい手作りのチチャモラーダがある気がします。

インカコーラ(ワンチャコ)

もちろんペルー料理といえばのインカコーラもありますよ。

デザートメニューの中にはペルーで大人気のフルーツ、ルクマのアイスがあります。このルクマのアイスがメニューにあるお店はけっこう少なく、見かけたらぜひ食べてみてもらいたい一品。ルクマ自体に甘みがあるので、甘味料を加えなくても自然な甘さを引き出せるヘルシーなフルーツなんです。チョコレートとの相性が抜群の絶品ペルースイーツです!

グルメな人が通うお店

ワンチャコの店内

お店のある通りはタイやトルコ、インド料理などのエスニック系なお店が並んでいて異国情緒が漂っています。南米酒場という名前もこのあたりの雰囲気にぴったりだなという感じです。でも酒場といってもしっかりとした料理も食べれる食堂のようなレストラン。

お店はテーブル席が4席とカウンター席でこじんまりとしています。行ってみるまではみんなでワイワイ行った方が楽しそうなイメージでした。しかしよく見かけるのが「孤独のグルメ」のようにスーツを着たサラリーマン風のおひとり様。自分もそうなんですが、パシャパシャと料理の写真を撮ってみたり、店員さんとも親しげに話したりしていたので、きっとグルメな常連さんにも人気のお店なのかもしれません。

ワンチャコの入り口

アルパカちゃんがお出迎えしてくれます。

シェフをはじめ店員さんもとても気さくに話をしてくれるので、女性でも安心して一人で行けます。

メイン料理のお値段はだいたい1200円〜1800円程。味の良さとボリュームで考えると十分にコスパも良いと思います。

ペルー料理が食べたくなったらワンチャコ。おすすめのお店です。

❤︎¡Buen provecho! ❤︎

【ペルー南米酒場ワンチャコ(Huanchaco)】

住所:東京都新宿区百人町1-24-8 新宿タウンプラザB1F(大久保駅南口より徒歩1分)

電話:03−3368−2780

営業時間:ランチ 11:30-15:00 ディナー 17:30-23:30

お店HP:HUANCHACO ワンチャコ ペルー南米酒場

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